様々な商品を取り扱う、バラエティー商品メーカーからご依頼をいただきました。季節ごとに適した商品を製造、販売をしたり、世情に合わせた商品を開発し、製造、販売をしています。非常に速い展開で、リサーチ → 製造 → 販売を手掛けているメーカーです。主に、量販店やバラエティーショップなどへ、卸販売をしてるのですが、アマゾンや楽天などでのネットショップでは、直接、一般ユーザーに販売をしています。今回は、この一般ユーザー向けの、ネットショップサイトに掲載する商品とモデルを起用した撮影の依頼をいただきました。
今回、アマゾンや楽天などのECサイトで販売するのは、夏に向けてのマリン用品です。水中眼鏡やシュノーケル、浮き輪、ボートなどです。海水浴で楽しむマリン用品から、本格的なものまで展開します。販売の対象は、日本国内だけではなく、海外に向けても販売をします。そのため、モデルは日本人、外国人を起用します。また、子供と大人、各男女を必要としています。
まずは、モデルを決めていきます。取引先のモデル事務所に概要を伝え、モデルの資料を集めます。展開が速い案件のため、オーディションなしでモデルを選考します。オーディションなしとは言っても、やはりこだわりがあるため、宣材写真以外に、現状が分かるスナップ写真も一緒に提供いただきました。それを基に、モデルを決定しました。日本人の子供モデル各男女、日本人の成人モデル各男女、外国人キッズモデル各男女、外国人成人モデル各男女、計8名のモデルを起用しました。
次に、スケジュールを調整します。1日、2名のモデルの使用シーンの撮影とその商品を撮影します。計、4日間の撮影です。モデルの都合に合わせ、スケジュールを組みます。そして、それに合わせた商品の管理もします。撮影点数が多いため、撮り残しと撮影ミスが無いように打ち合わせをし、細かくチェック項目を作成します。
撮影前には、再度、事前確認をします。これは、やはり撮影点数が多いためです。限られた時間の中で、数多くの撮影をするのは、焦りや疲れなどで、どうして取り忘れや撮影ミスが起こってしまいます。それをなくすため、また、緊張感を保つために事前確認は必要です。
撮影当日です。午前と午後でモデルの入り時間を分けて撮影をします。今回は、モデルのスケジュールに合わせ撮影の進行をします。初日の午前は、外国人の成人男性モデルでした。このモデルが着用や使用しているマリーングッズを撮影していきます。進行に合わせ、商品を並べていきます。また、その商品ごとに、シーンを撮影します。カメラマンとディレクターが撮影漏れ、撮影ミスが無いか、都度、確認をしながら撮影を進行します。撮影点数が多く、モデルへの負担があるのではと懸念をしていましたが、このような撮影は慣れているようで、モデルは問題なく対応していきます。そのおかげもあって、スムーズに撮影は進みました。撮影後、再度、チェック表を基に、漏れとミスが無いか確認をし、撮影を終了します。これを8名のモデル分繰り返しします。すべてのモデル、商品の撮影が終了し、納品をします。画像の修正は、クライアント側で行います。そのため、ある程度、こちらで選別をし、ほぼすべての画像を納品しました。
このように、展開が早く、多くのモデルを起用し、また商品点数、撮影点数が多い撮影は、ミスが起こりがちです。私たちは、このような撮影でも、撮影に携わる人材が、何をすべきかを把握しており、情報の共有とチェック体制がしっかりとできております。どれだけ経験が豊富でも、自信過剰にならず、細かく確認をしながら進行する体制を構築しております。
撮影点数が多い、また、モデルを起用する撮影がございましたら、お問い合わせください。モデルのキャスティングからスタジオの手配まで、一貫して対応いたします。
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